ZULUSは2016年4月よりArgusに変更になりました。
Argusは兵庫県のバスケットボールクラブチームです。
このサイトはArgusのオフィシャルサイトです。

技術指導

指導フィロソフィ


自責で考える。他責志向が身につくと常に悩むことになる。自責で考えるとやることは見えてくる。
自立を促進する。現代の中学生の半分は自立時期でなく依存時期のままだと言われております。依存時期だとどうしても大人=親となり、親以外の大人の影響を受けません。自立していない子供が指導者の影響を受けているように見えるのは親が指導者の影響を受けているからである。早く大人の責任の行動、言動、そして感謝が出来るようになってもらいます。そのためには保護者の協力が欠かせません。
人間一番幸せを感じるときは『価値ある目標に向かっているとき』と説かれています。チーム活動は大人になるとなかなか経験できない目標を共有することができます。
自分のためより誰かのためという思考が限度を高める。自分のためだけに取り組んでも自分が妥協すればいいだけなので高い壁は乗り越えられない。
意欲を身につける。目標と達成期間を設定することで内的要因となり意欲につながり集中できる。
ストレス耐久を身につける。依存時期にどれだけストレスを与えるかで耐久性が養われる。依存時期の子供は大人と違ってストレスで潰れない。大人になってから質問するだけで泣くようなことにならないようにする。
※ただ、すでに自立している子はそれまでの耐久以上のストレスを与えると潰れてしまうので慎重に見極めなければならない。
5歳を超えたら大人の脳と同じ。なので大人と思って子ども扱いする。子供と思って大人扱いしない。
すべての人間の悩みは人間関係である。コミュニケーション能力の向上は社会を生きていく上で必須である。
マズローの法則で分析し、個々の指導段階を変えていく。高等動物である人間しかない自己実現の欲求を沸かせる。
軸は子どもである。親のためではない。しかし目的は一致しているはずなので対立するときは知識と誤解のみである。
中学生の本分は勉強である。リクルートで強豪校にバスケット進学するためだけにはならない。
※学業成績が向上する者は必ずバスケットレベルも比例する。5教科の学習指導も行います。英語は小6から。
教えるなら学べ。もちろん指導者も自責である。
バスケットを学ぶのにルール把握していないことはあり得ない。指導者も同じである。
世の中の8割の人はトップを極めたことがありません。その8割は『努力しろ』が常識となっています。トップを極める人は努力をしているつもりはありません。『やりたいからやる』の域です。努力を無理やりさせられても結果はついてきません。なので努力をしろではなく、努力するな、やりたいからやるです。
計画を立てて目標を達成していく。目標も計画もないのに達成することはありません。当たり前のことです。
流されることなく自分の意志で判断し行動する。自分の哲学を持つこと。これが自立の始まり。
リーダーシップを身につける。リーダーで権力を持っているのは政治家や裁判官と給料を払う社長等だけである。チームリーダーや指導者は権力はない。権威で人を動かす力を持たなくてはならない。そのためには人の嫌がることを率先し、言葉に重みを持たせなくてはならない。
ロボットを育成しない。指導者に意見を言える、質問する、時には否定できることは最低限度の身につけなければならない能力である。
怒らず、叱る。時には感情をあらわにすることは必要だが、怒りの感情をぶつけず説く。


チーム分けの場合コーチの人数にも限りがあるのでチーム立ち上げは無制限とはなりません。

技術指導メニュー


2018 年ルール改定 ゼロステップについて
#1
スタビリティ
#2
キネティックスサプライズ
#3
タッチダウンレイアップ
#4
ドリブルハンドリング 初級編
#5
パスハンドリング
#6
キープハンドリング
#7
キープポジション
#8
フリースロードリル
#9
Y字ピポット
#10
クイックドロー
#11
ジャンプシュート
#13
クイックヒット
#13
ティアドロップ(フローター)
#14
ステップスライド & ディナイ
#15
ロッカーモーション
#16
ロッカーモーションからのクロスオーバー
#17
ドリブル開始後からの 1on1 ドレックドリブルスピンムーブ
#18
ドリブル開始後の 1on1 「ビハインド・ザ・バック」
#19
インサイドアウト
#20
ドリブル開始後の 1on1 セイフティーディフェンスに対する 番外編クロス・リ・クロス
#21
ドリブル開始後の 1on1 インサイドアウト②ヘジテーションステップ
#22
ドリブルハンドリング2ボール 2nd ルーティン
#23
パスハンドリング 2nd
#24
キープハンドリング 2nd
#25
第1線ディフェンス ステップスライドドリル
#26
第1線ディフェンス ステップスライドドリル
#27
第1線ディフェンス 間合いとスタンス
#28
第1線ディフェンス パストレース
#29
第1線ディフェンス 2線へのパスへの対応
#30
第1線ディフェンス ラン・グライド
#31
第1線ディフェンス ノックダウントレース
#32
横の振りでギャップを作っての 1on1
#33
ドリブルが残っている状態からの 1on1 スゥィープ前編
#34
ドリブルが残っている状態での 1on1 間合いが詰まっている時 後編
#35
ドリブルが残っている状態での1on1 間合いが開いている時 前編
#36
ドリブルが残っている状態での1on1 間合いが開いている時後編
#37
レイアップディフェンス 前編
#38
レイアップディフェンス 後編
#39
オフボールの 1on1 3歩でパスをもらう方法 前編
#40
オフボールの 1on1 3歩でパスをもらう方法 後編
#41
ミドルレンジ 1on1 前編
#42
ミドルレンジ 1on1 後編
#43
シェービング 前編
#44
シェービング 後編
#45
ボールハンドリング3rd ルーテイン
#46
キープハンドリング2 ボール 3rd ルーティン
#47
パスビジョン 前半
#48
パスビジョン 後編
#49
ウィングエントリー 前編
#50
ウィングエントリー 後編
#51
2線と3線のディフェンスのポジショニング ジャンプ・トゥ・ザ・ボール
#52
2線と3線のディフェンスのポジショニング パッシング・ダウン
#53
2線と3線のディフェンスのポジショニング バンプ
#54
2線と3線のディフェンスのポジショニング パッシングダウン3メン
#55
スピードドリブル ディフェンスがに邪魔されないシュチュエーション
#56
スピードドリブル ディフェンスに邪魔されるシュチュエーション
#57
3線ディフェンス パスに対するディフェンス
#58
3線ディフェンス テイクチャージ
#59
3線ディフェンス ドリブルに対してのテイクチャージ
#60
面取 1on1 前編
#61
面取り 1on1 後編
#62
ハンドリング 2メン
#63
ピック&ロール 5 原則 ①スイッチ
#64
ピック&ロール 5 原則 ②スイッチアップ ③ショウ ディフェンス
#65
ピック&ロール 5 原則 ④ファイトオーバー ⑤スライド
#66
ドリブルハンドリング 2 ボール 4th ルーティン
#67
10パス 3線のディフェンスポジショニングドリル
#68
パッシングダウン3メン ①2 線優先のディフェンス指導
#69
リング付近での 1on1 オフェンス 前編
#70
リング下付近での 1on1 オフェンス 後編
#71
ジャックナイフ
#72
ポストマンディフェンスとリング下リバウンドから 1on1
#73
古武術の身体運用 前 編
#74
古武術の身体運用 後 編
#75
ディフェンスハンズワーク ①トレースノックダウン ②ヘルドボール
#76
ディフェンスハンズワーク ③ドリブルスティール④ネズミ⑤リバウンドスティール
#77
フィニッシュ 前編
#78
フィニッシュ 後編
#79
1on1 の初期判断 前編
#80
1on1 の初期判断 後編
#81
サークルディフェンス付き2メン
#82
12種類の基本パス 前編
#83
12種類の基本パス 後編
#84
ペネトレーション 前編
#85
ペネトレーション 後編
#86
リバウンド 前編
#87
リバウンド 後編
#88
シュートメンタルドリル①②
#89
シュートメンタルドリル ③
#90
ゼロ tough 前編
#91
ゼロ tough 後編
#92
ブリッツの仕掛けとローテーション 前編
#93
ブリッツの仕掛けとローテーション 後編
#94
縦3 前編
#95
縦3 後編
#96
シェルドリル 5on5
#97
シェルドリル 5on4
#98
アップスクリーン 3原則 前編
#99
アップスクリーン 3原則 後編
#100
アウトナンバーオフェンス 2on1
#101
アウトナンバーオフェンス 2on1+ラビット
#102
3メン パラレル
#103
3メン クリスクロス エンプティー
#104
各種場面のディフェンス 1クロスオーバーに対するディフェンス 2バックファイヤー 3 1ドリシュートに対するディフェンス
#105
各種場面のディフェンス 4クイックドローに対するディフェンス 5コースを止めた後のスマザーとねずみ 6ターンアラウンドに対するディフェンス
#106
アウトナンバーオフェンス 3on2 の 6オプション 1st 2nd
#107
アウトナンバーオフェンス 3on2 の 6つのオプション 3rd 4th 5th 6th
#108
スクリーンアウトの外し方 前編
#109
スクリーンアウトの外し方 後編
#110
ボールトレースを 10パスで。 前編
#111
ボールトレースを 10パスで。 後編
#112
リング下 3人のリバウンドシュート合戦
#113
各種リング近辺のシュート 前編
#114
各種リング近辺のシュート 後編
#115
ダウンスクリーン 4原則 1タグディフェンス 2スイッチ
#116
ダウンスクリーン 4原則 3ファイトオーバー 4スライド
#117
パスビジョン 前編
#118
パスビジョン 後編
#119
各種アシストパス 前編
#120
各種アシストパス 後編
#121
ロングシュートからのリバウンドシュート 15分間 5箇所×10本決め

方針

昨今コロナ禍以降、子供や家庭のニーズががらりと変わり、それぞれの個人のニーズとスケジュールから
チーム活動に参加できるならしたいという場合と、チーム活動をベースとした活動をしたいという場合の
ニーズが明らかに分かれてきました。 コロナ前だと練習試合が組まれていなければ文句が出ていたのが、
月に一回でも全く参加しない子が増えてきました。
時代ですね。

チーム活動を主とする場合は、チームメンバーと目的、目標を共有し、それを武器とすることで様々な
壁を乗り越えていく体験、学びが得られます。そして仲間、協調性が実際の社会並みに学べることでしょう。
もちろんこれは中学生の義務である勉強をおろそかには出来ません。

プライオリティは1に家族、2に勉強、3にチーム(バスケ)となります。
ですから出来るだけ規定のエントリー人数である15人に近い人数で絞ることが可能です。

もう一つの場合は、あくまで塾や他の趣味は個人それぞれ違う個々が集まり、
都合よくバスケットができればという子たちの集まりの場です。もちろんプライオリティはそれぞれ変わりますから、
練習試合に都合よく集まる程度の人数は必要になります。
練習試合などはより多くの地区からそういう子たちが集まれば決行するような状態でいいと思います。
いずれにせよそうなるとチーム主体の子たちの練習指導日は、週何日かは別に設けなければなりません。

私どもは上手な子たちばかりを集めて、そういう子たちがプレイタイムを稼ぐという考えはありません。
15人エントリーすれば全員が同じプレイタイムになるのが普通だと思います。それが指導の本質であり、
無理やりそうするのではなく、 お互いがチームに必要だと、戦力になると認めあえるようになること
が指導の本質であるということです。
目的、目標を共有しているチーム主体の思考を持っている子供を成長させられない指導は失格だと思います。

一方、個々のプライオリティ優先の子供たちの活動も部活がなくなる限り受け皿として、支えていかなくてはなりません。
もちろんそうなるとうまい下手にかかわらず、経験ですから皆が納得するようにゲームなどでは起用するわけですが、
これなかなか難しいですね。

という事で、チーム主体メンバーには普段の指導は技術指導が主になりますが、
もう一方の活動は出来るだけ楽しくゲーム性のある中での指導が主になると思います。
これを分けておかないと常にトラブルが起こります。
そもそもプライオリティが違うという事は、チームのための覚悟と犠牲は絶対に共有できません。
そしてこれは個々違って当たり前です。しかしそれが上回っているのに実力が認められないのは指導力の問題です。
3年間誰よりも上達目指して頑張ってきたのに、3年生の最後の大会に他のチームから選抜選手が入ってきたことで
メンバーから外されるなんてことは指導者の問題です。

ルールを知る

何年か前から12歳から審判ライセンスが取得できるようになりました。
ArgusJr.では毎年中学生ライセンス取得者が誕生しております。
まだ最高位はC級までですが、15歳からB級取得も可能です。
誕生月が早い子は卒業までにB級取得も可能という事です。
先日のJBAの報告ではB級を取得している高校生がまだ全国で3名だけという事でした。
中学生は0です。
ルールを知るという事で、この審判勉強会をArgusJr.全員と保護者の希望者対象に講習会を行っております。
現在ではレフリーフィーを稼ぐ子まで出てきています。

正直、生誕130年ほどのこのバスケットボールという競技は毎年のようにルール変更が余儀なくされております。
今まで勉強したからと言ってルールを知っているとはならないのがこの競技の特徴です。
指導者はもちろんのことルールを知らないで教えたりプレイするなんてこと自体がおかしなことです。
勉強すればわかります。 ほとんどの選手や、指導者がルールを勉強していないなあと。
いまだに全日本の選手が裸足でシューズを履いているようにしか見えない選手がいますよね?
あれルール違反です。
脇を通るドリブラーを妨げてはならないなんていう一文があるのもほとんどの人は知らないです。
リーガル及びイリーガルガーディングポジションを正しく把握している人がどれだけいるか。
その上でオンボールとオフボールのオフェンスプレイヤーを守るルールもほとんどの指導者、
選手が逆に勘違いしていると思われます。
そのルールを勘違いしたままで技術指導してもそれはトラベリングですよ、それはファールですよ、
それはルール知っている者からしたらこうやってやられますよなどが言えるわけです。

ですから正しく知っている人が少数派、間違っている人が多数派の現在、
正しく遂行させていることで子供たちが損をしているとは思います。
しかしその子供たちも勉強をしていることで逆に他の大人の審判がどれだけいい加減なのかも知ってしまい、
逆に自信をつけやすくなっているのも現実です。
まあここ20年かなり頑張って発信してきたので徐々には変わってきているとは思います。
B級ワッペンをつけている審判ですらルール把握を間違っている人も出会ってきました。
これだけ勉強しているのに、思い込みや勘違いなどで自分自身が間違っていたこともあります。
ですから毎年みんなで勉強する機会を設けております。そして希望者は実践練習の場を作っています。
主催のカップ戦を定期的に組んでおりますので、そういう環境はどこよりも整っていると思います。
もちろん選手としてがベースで、希望者は同時進行で審判ライセンスを取得することにも取り組んでいます。

  ※参考までに動画アップ