指導フィロソフィ
※ただ、すでに自立している子はそれまでの耐久以上のストレスを与えると潰れてしまうので慎重に見極めなければならない。
※学業成績が向上する者は必ずバスケットレベルも比例する。5教科の学習指導も行います。英語は小6から。
チーム分けの場合コーチの人数にも限りがあるのでチーム立ち上げは無制限とはなりません。
技術指導メニュー
2018 年ルール改定 ゼロステップについて
方針
昨今コロナ禍以降、子供や家庭のニーズががらりと変わり、それぞれの個人のニーズとスケジュールから
チーム活動に参加できるならしたいという場合と、チーム活動をベースとした活動をしたいという場合の
ニーズが明らかに分かれてきました。 コロナ前だと練習試合が組まれていなければ文句が出ていたのが、
月に一回でも全く参加しない子が増えてきました。
時代ですね。
チーム活動を主とする場合は、チームメンバーと目的、目標を共有し、それを武器とすることで様々な
壁を乗り越えていく体験、学びが得られます。そして仲間、協調性が実際の社会並みに学べることでしょう。
もちろんこれは中学生の義務である勉強をおろそかには出来ません。
プライオリティは1に家族、2に勉強、3にチーム(バスケ)となります。
ですから出来るだけ規定のエントリー人数である15人に近い人数で絞ることが可能です。
もう一つの場合は、あくまで塾や他の趣味は個人それぞれ違う個々が集まり、
都合よくバスケットができればという子たちの集まりの場です。もちろんプライオリティはそれぞれ変わりますから、
練習試合に都合よく集まる程度の人数は必要になります。
練習試合などはより多くの地区からそういう子たちが集まれば決行するような状態でいいと思います。
いずれにせよそうなるとチーム主体の子たちの練習指導日は、週何日かは別に設けなければなりません。
私どもは上手な子たちばかりを集めて、そういう子たちがプレイタイムを稼ぐという考えはありません。
15人エントリーすれば全員が同じプレイタイムになるのが普通だと思います。それが指導の本質であり、
無理やりそうするのではなく、 お互いがチームに必要だと、戦力になると認めあえるようになること
が指導の本質であるということです。
目的、目標を共有しているチーム主体の思考を持っている子供を成長させられない指導は失格だと思います。
一方、個々のプライオリティ優先の子供たちの活動も部活がなくなる限り受け皿として、支えていかなくてはなりません。
もちろんそうなるとうまい下手にかかわらず、経験ですから皆が納得するようにゲームなどでは起用するわけですが、
これなかなか難しいですね。
という事で、チーム主体メンバーには普段の指導は技術指導が主になりますが、
もう一方の活動は出来るだけ楽しくゲーム性のある中での指導が主になると思います。
これを分けておかないと常にトラブルが起こります。
そもそもプライオリティが違うという事は、チームのための覚悟と犠牲は絶対に共有できません。
そしてこれは個々違って当たり前です。しかしそれが上回っているのに実力が認められないのは指導力の問題です。
3年間誰よりも上達目指して頑張ってきたのに、3年生の最後の大会に他のチームから選抜選手が入ってきたことで
メンバーから外されるなんてことは指導者の問題です。
ルールを知る
何年か前から12歳から審判ライセンスが取得できるようになりました。
ArgusJr.では毎年中学生ライセンス取得者が誕生しております。
まだ最高位はC級までですが、15歳からB級取得も可能です。
誕生月が早い子は卒業までにB級取得も可能という事です。
先日のJBAの報告ではB級を取得している高校生がまだ全国で3名だけという事でした。
中学生は0です。
ルールを知るという事で、この審判勉強会をArgusJr.全員と保護者の希望者対象に講習会を行っております。
現在ではレフリーフィーを稼ぐ子まで出てきています。
正直、生誕130年ほどのこのバスケットボールという競技は毎年のようにルール変更が余儀なくされております。
今まで勉強したからと言ってルールを知っているとはならないのがこの競技の特徴です。
指導者はもちろんのことルールを知らないで教えたりプレイするなんてこと自体がおかしなことです。
勉強すればわかります。 ほとんどの選手や、指導者がルールを勉強していないなあと。
いまだに全日本の選手が裸足でシューズを履いているようにしか見えない選手がいますよね?
あれルール違反です。
脇を通るドリブラーを妨げてはならないなんていう一文があるのもほとんどの人は知らないです。
リーガル及びイリーガルガーディングポジションを正しく把握している人がどれだけいるか。
その上でオンボールとオフボールのオフェンスプレイヤーを守るルールもほとんどの指導者、
選手が逆に勘違いしていると思われます。
そのルールを勘違いしたままで技術指導してもそれはトラベリングですよ、それはファールですよ、
それはルール知っている者からしたらこうやってやられますよなどが言えるわけです。
ですから正しく知っている人が少数派、間違っている人が多数派の現在、
正しく遂行させていることで子供たちが損をしているとは思います。
しかしその子供たちも勉強をしていることで逆に他の大人の審判がどれだけいい加減なのかも知ってしまい、
逆に自信をつけやすくなっているのも現実です。
まあここ20年かなり頑張って発信してきたので徐々には変わってきているとは思います。
B級ワッペンをつけている審判ですらルール把握を間違っている人も出会ってきました。
これだけ勉強しているのに、思い込みや勘違いなどで自分自身が間違っていたこともあります。
ですから毎年みんなで勉強する機会を設けております。そして希望者は実践練習の場を作っています。
主催のカップ戦を定期的に組んでおりますので、そういう環境はどこよりも整っていると思います。
もちろん選手としてがベースで、希望者は同時進行で審判ライセンスを取得することにも取り組んでいます。